くらげさろん

とびっきりの台詞を探しています。映画はやっぱり劇場で観たい!こんな作品を観てきましたよっていう映画感想ブログです。ネタバレあり。

『バッドボーイズ・フォー・ライフ』【映画感想・ネタバレ・見どころ・名台詞】

若気の至りにもいろいろありまして『バッドボーイズ・フォー・ライフ』

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(c)2019 CTMG INC.

マイク・ラーリー(ウィル・スミス)とマーカス・バーネット(マーティン・ローレンス)は『バッドボーイズ』と呼ばれるマイアミ市警の敏腕刑事コンビ。

リッチなマイクは相変わらず独身生活を謳歌。一方、家族思いのマーカスは孫ができたことから引退を考え出す。

そんなときマイクが何者かに銃撃され重傷を負う。

以前逮捕した麻薬王・ベニートの未亡人イザベラが息子を暗殺者として差し向けていたのだった。

復活したマイクは犯人を捜すため、若手エリートたちの新チームと組むことになるが…。

原題 "Bad Boys for Life"

一生バッドボーイズ、という意味。『バッドボーイズ』はマイアミ市警の二人の刑事マイクとマーカスのコンビ名。

『バッドボーイズ』(1995)『バッドボーイズ2バッド』(2003)に続くシリーズ3作目。


『バッドボーイズ フォー・ライフ』予告編 2020年1月31日(金)全国ロードショー

見どころ

アクション、カーチェイス、テンポよし。過去作未見でも人物関係や背景が分かりやすい親切設計で、単体でも十分楽しめる。王道のバディもののノリが懐かしく、安心のパターンの上でドキドキハラハラできる。

監督はマイケル・ベイから交代しており「ベイヘム Bay-hem(Bay+mayhem(=破壊行為や混乱)で、ベイ独特のありえない展開やむちゃくちゃな展開)」ほどではないが、迫力あるアクション&カーチェイスに満足。

名コンビ、健在

マイクとマーカスの『バッドボーイズ』健在。だが、二人にも17年の時は流れている。

「髭をココア色に染めてるだろ」と指摘されるマイク(ウィル・スミス)だが、変わらず無鉄砲。体型もあんまり変わっていないのではないか。『ジェミニマン』でもアクションこなしてたし。

「眼鏡をかけろ、眼鏡を」と注意されるマーカス(マーティン・ローレンス)は、孫もできてそろそろ引退を考え出している。こちらはふっくら。アクションはきついか。でもキャラクターに合っている。役作り?

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©8FLiX

メキシコの麻薬王ベニートの妻イザベルが息子アルマンドの助けで脱獄した。

奪われた金の奪還と、夫を逮捕・獄死に追い込んだ関係者への報復を企てている。

「私たちの金を取り戻すのよ」って息子をけしかけるのだけれど、私たちの金って。

そもそも悪事で巻き上げたお金でしょ。

イザベルに復讐を最大の目的として仕込まれた息子アルマンド。

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©8FLiX

ベニートを逮捕した関係者を全て消すように母から言われている。とりわけマイクは最後に殺すように、と。仲間が死んでいく苦しみを十分味わわせるために。魔女の恨み、恐るべし。

ところがアルマンドは早々に襲撃マイクは昏睡状態に。開始早々の衝撃。主人公だから死なないとは思うもののこの後どう繋ぐのか、そっちも心配。病院で付きっきりのマーカスは今後一切暴力を振るわないことと引き換えに命を助けてほしいと神に祈り続ける。

マイクは復活し、犯人捜査をしたいのにマーカスは引退を宣言。そこで若手エリート捜査班AMMO(The Advanced Miami Metro Operations)と組むことになる。

リーダーのリタは元カノ。これはやりにくそう…。マッチョなのに後方支援に徹するドーン(右)は、かなり好きなキャラ。他にもしゃくれ顔のキャラもいたような。ハイテクを駆使する個性的なメンバーたちは昔ながらの捜査方法をとるマイクをちょいちょい年寄り扱いする。

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©8FLiX

次々、司法関係者たちが殺されていき、とうとう直属の上司だったハワード警部まで射殺されてしまう。えーーーー。嘘だと言って…。さすがにマーカスも『バッドボーイズ』に復帰。

マーカスが情報屋から、とある武器商人の情報を入手。AMMOが取引を調査しているうちに、マイクは武器商人が消されると察知。

取引現場に踏み込むも、武器商人を救えず。暗殺者たちに狙われることに。そしてお待ちかね――。

カーチェイス!!!&迫力ある銃撃戦

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©8FLiX

気に入った台詞

マーカスは暴力を放棄(マイク昏睡時に願掛け)しているので、銃撃戦なのになかなか武器を手に取らない。けれどドンパチ始まっているし、そこまで身の危険が迫っている。そこでマイクが「バッドボーイズバイブルだー」とか煽りだすと、ようやくそれに乗っかることに。サイドカーに乗ってるんだけどそのときの台詞。

「まるで怒れる白人の武器庫だな」

どうでもいいんだけど、妙にツボに入った…。まるで怒れる白人の武器庫だなまるで怒れる白人の武器庫だなまるで怒れる白人の…ってしばらくループしてた。

ざっくりとこの先の展開を

マイクは暗殺者(アルマンド)と対峙した時、彼が口にした"Hasta el Fuego"で、あることに気付く。

「アスタ・エル・フエゴ」

それは生涯一人きり愛した女性と、若かりし頃二人で作った言葉(炎となるまで、とかそんな意味か?)だった。あーーー若い頃ってこういうことしますよねぇ…。振り返ると赤面して誰にともなく言い訳してみたりして。バッドボーイズ結成前、マイクがまだ新人の頃潜入捜査していた麻薬カルテルのボスの女、それがイザベルだった。マイクは彼女と二人逃げることまで考えていたが、結局職務を選んだ。イザベルの憎しみようが、ここにきて腑に落ちる。組織は壊滅、イサベルは刑務所でアルマンドを出産。この子がマイクの息子だったという。アルマンドの強さにも納得。血筋だな。

最後の対決場所となったのはメキシコの廃墟となったホテル。ここが風情があって、とってもよい。廃墟となった建物のロビーに木が育ってるのって絵になるといつも思う。

銃撃戦ではそれぞれ見せ場もあり、迫力あり。ヘリが墜落し火の海になったロビーで、イサベルの銃弾からアルマンドが身を挺してマイクを守る。

ラスト、刑に服しているアルマンドの元にマイクが訪れる。次回作に続いていきそうな感じ。

どうでもいい備忘録 

  • 過去作も観たい。
  • なんとなく『ビバリーヒルズ・コップ』のノリだなと思いながら観ていたのだけれど、なんと今回の監督たちが『ビバリーヒルズ・コップ4』を制作するの?やったー、と思ってたらなんと降板したらしい。ほんの数分の糠喜びだった…。まあでも4は楽しみです。どっちのシリーズも。
  • マイクはイケメン設定なのだけれど、ウィル・スミスってカッコいい枠なのだろうか。ドル箱スターではあるのだろうけれど。
  • マーカスがずっと、独身を謳歌するマイクを 家庭を持たない不幸な奴呼ばわりしてるんだけど、家庭人のステレオタイプな発想じゃないのか、と少々食傷気味。